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【山岳部】 山行記 ~祖母・傾・大障子岩完全縦走合宿~

2020年12月18日(金)

こんにちは! 山岳部です!

今回は合宿を行ったので山行記としてまとめておこうと思います。

書き手は2年梶村でお送りします。

 

場所は大分県にある祖母山と傾山です。この辺りは近くに神話の舞台でも有名な高千穂があり、九州最後の秘境と呼ばれています。

 

ルートとしては健男社をスタートし上畑登山口から縦走路を行き、傾山から三つ坊主岩峰ルートを通り、九折登山口から健男社までをゴールとしました。

http://tomahawk.fc2web.com/katamukiyama/sobo_katamuki_jyuso.html より

 

パーティーは3年隈本、3年三砂、2年梶村でした。

(左から隈本、梶村、三砂)

 

日程は12月11、12、13日の三日間で、前日の10日は移動日でした。前日は健男社の前の駐車場に場所をお借りしてテント泊をしました。山の下ということもあり夜はそこまで冷えこまなかったです。

ちなみに私、梶村は山行らしい山行はこの合宿が初めてということもあり、この夜はわくわくしてました。(振り返ると三日間わくわくは続いてましたが)

翌朝11日、5時に起床し朝飯のお汁粉(餅入り)を飲んで6:20出発しました。

上畑登山口はしばらく草が生い茂っていました。あまり人が通らないのでしょうか。

 

そこから最初のポイントである前障子岩まで登り1000mの急登が続くので根気強く登ります。

そして日の上った頃、前障子に上がれる分岐に着きました。ここで岩を少し登れば前障子岩です。

9:39 前障子岩着。

周りは木が多く景色はそれほど見渡せなかったです。ですが大障子岩からの眺めがいいそうなので期待を胸に先に進みます。

そしてここから大障子岩までのアップダウンがめちゃきつかったです。全行程で一番きつかったかもしれないです。「お、これが大障子岩か」みたいなのが3回ぐらい続きます。

そして、

11:36 大障子岩着。

晴れていて景色が良かったです。

(大障子岩より祖母山を望む)

ここから先に進む際はすこし注意が必要です。

少し来た道を戻って下り、岩壁を左から回っていきます。

こんな道を通ります。道標がわかりづらいので行く際は注意してください。(私たちは少し迷いました。)

そこを越えると大障子たる岩を拝むことができます。

ここから池の原にすこし登り(13:45着)、

14:20 宮原着。

ここまで登りが多いこともありクタクタでしたが、キャンプサイトの祖母山九合目まであと少しなのでがんばります。

そして

15:26 祖母山九合目(山荘)着。

テントは小屋の前に建てました。晩飯のレトルトカレーを食べ、ラジオを聴くなどして20時ごろには寝ました。やはり山の上の夜は寒かったです。

翌朝12日、5時に起きて朝飯の棒ラーメンを食い、そして6:29に出発しました。

すこし登り、

7:01 祖母山着。

すごくガスがかかっていて景色は拝むことができませんでした。残念。

裏には百名山のステッカーが貼ってありました。恥ずかしながら百名山の山に登るのは初めてだったのでとても嬉しかったです。

興奮冷めやらぬまま祖母山を下り、次の障子岳を目指します。

祖母山からの下りの道は岩が露出した箇所が多く、ヘルメットをかぶり慎重に進みました。

梯子と鎖のオンパレードです。

障子岳に登る最中、すこしだけ祖母にかかる雲が晴れました。が、このあと結局ガスがかかり祖母の景色を楽しむことができませんでした。

そんなこんなで

9:24 障子岳着。

写真では見づらいですが木の枝に霧氷がついていました。いま写真見ても寒いです。これも私にとっては初めての経験になりました。

2日目が距離としては一番長かったのでどんどんさくさく進みます。

谷の方向からずっと風が吹いているせいか、枯れ木が一様に同じ方向をむいて倒れていました。

2日目は尾根歩きというか稜線歩きで、ずっと上の写真のような光景でした。

これは次の古祖母山の手前にあった熊塚と呼ばれる岩です。

そして

10:25 古祖母山着。

ここもまたガスっていました。しかもここの山頂は風がとても強かったです。長居すると体力が奪われるのでそそくさと次へ進みます。

古祖母山からの下りも急だったので慎重に下りました。

また梯子ですね。そら九州最後の秘境と呼ばれますわ。

こんな感じでどんどん下ると

11:44 尾平越着。

このころには雲が切れて明るくなった気がしました。ここがこの日の行程のちょうど半分ぐらいです。このあたりから三砂が下りに膝が痛くなると言い始めました。あまりペースを落とすこともできないので後ろから頑張れと声をかけ続けました。

ここから緩やかな登りを進むと

13:50 本谷山着。

私は昨日の疲れが尾を引いててこの辺りが結構ピークできつかったです。そんなことを言っていては先に進まないので足を動かします。

しばらく歩くと

14:53 笠松山着。

写真のここは道中で、笠松山自体は写真奥に少し上がったところにありました。膝が心配な三砂をおいて「一応すべての山頂に立ったぞ」との念を込めて、私と隈本のふたりで上がりました。

あとはもう下るとキャンプサイトなのですこし長めに休憩をはさんで出発しました。

その道中、

(笠松東展望台より傾山を望む)

こんな景色が見られました。写真を撮りながらひとり、「三つ坊主あたりはごつごつしとんな」など考えていました。

遠くにある山も歩いていればいつかは着くのだ、などと思いふけっていると

15:59 つづら越小屋着。

テントは小屋の前に建てました。夕飯のパスタをゆでる前に水場に水を汲みに行きましたが、冬だからなのか元来そうなのか水がちょろちょろとしか出ていませんでした。その日は晩飯を食い、ラジオを聴くなどして20時ごろに就寝しました。

そして翌朝13日、5時に起床し朝飯のお汁粉(餅入り)を食べて、傾山にむけて6:20に出発しました。

出発したとき気温は0度を割っていました。飲み水が少し凍っていましたから。

(道中より傾山)

最終日の3日目は視界が晴れ、気持ちよく登れました。

 

(傾山道中より古祖母山方向を望む)

傾山は遠くから見た時に感じたように岩の露出が多く、また急峻な登りでした。

(朝日に照らされる三砂)

そんなこんなでエッサホイサと登ると、

7:53 傾山着。

最後の頂の傾山に到着しました。最後のと強調して書きましたが特別に感動を覚えたわけではありませんでした。朝だったからなのか。はたまた傾山からの下山に気をとられていたからなのか。

(山頂より影傾山)

ひとしきり写真を撮ると下山に向かいます。

しばらく歩くと、

三つ坊主の分岐が見えます。(8:30着)

我々はせっかくならということで三つ坊主岩峰ルートに進みます。地図にも道標にも注意されているように危険なルートですのでヘルメットをかぶり慎重に下ります。こんな感じでした。

梯子はあまりなく、鎖とロープと岩のくぼみが頼りでした。

ひやひやしながらアップダウンをしつつ下ると別のルートと合流して三ツ尾まで向かいます。

10:44 三ツ尾分岐着。

ここまでの下りで前日から訴えていた三砂の膝の痛みが強くなってきたのでゆっくり下ります。

(12:45)

観音滝を越えた九折のポイントの前にこの車道で休憩をはさみました。人工物があるとだいぶ下ってきたんだなと思い、すこし心が軽くなりました。ゴール地点まではあと少しです。

ここから下ると観音滝が見えてきます。というか先に聴こえてきます。

13:37 九折着。

ここからは橋や舗装道をずんずん歩いていきます。

そしてこの看板が見えたら上畑登山口の方(写真の手前右)に曲がります。

そしてゴール地点到着!!!

14:52 健男社着!

旅の終わりはみんなへとへとの満身創痍でした。

 

今回の合宿で装備や食料、トレーニングなど見直すべき点が多々見受けられました。そのための合宿であるので、その点ではとても良い合宿となりました。今後の活動の指標の一つにしていきたいと思います。

 

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